イタリア、とりわけヴェネツィア(Italia, soprattutto Venezia)

ヴェネツィア偏愛、時には脱線。

ヴェネツィア版《愛の南京錠》

若者に人気のある作家フェデリーコ・モッチャ(Federico Moccia)の小説『Ho voglia di te』(2004)が映画化されて(『その愛を走れ』(2007))以後、若者達に爆発的に広まった、愛の誓いとして南京錠を橋の欄干等に施錠して、鍵は河に捨てて、去る風習で、積もり積もったその重みでローマのミルヴィオ橋の街灯は倒れ、パリのボザール橋(Pont des Arts)の金網は崩れたそうです。

ヴェネツィアでは2013.06.05日に書いたブログ美化運動のように、電動チェイン・ソーで全てを切断し、撤去しました。世界遺産の町ヴェネツィアの景観を守るために、市当局は必死のようです。永遠を誓って橋に緊縛された愛は、数日後(?)愛よりも強力な電動チェイン・ソーで、町の美化のために汚らしく切断され、ごみ処理される運命にあるようです。現在、現行犯逮捕されると、ヴァポレットの無賃乗車の罰金よりも高額な金額が科されるそうです。その記事がLa Nuova紙に再度ありました。
愛の南京錠「 ヴェネツィアは100㎏の《愛の南京錠》を撤去した
――地元警察の3ヶ月のチェックの結果: 橋についての“警告”以後の新しい事態――

3ヶ月ちょっと前の、100㎏の南京錠のことと、私服警官と共に《愛の南京錠》現象に反対する、そのキャンペーン(ヴェネツィアでは橋への施錠は初めて禁令となった)は、二つの事態へと移り、違反者には罰金を科すことになった。

ヴェネツィアの橋の欄干に施錠する悪しき風習に反対しようと、現地警察は活動を続ける。作家フェデリーコ・モッチャの『Tre mesi sopra il cielo(『Ho voglia di te』がその続編となる、とか)の映画化作品の一般公開後に生まれた現象である。

地元警察の手術は、警察分署長フラーヴィオ・ガスタルディの協力の元、カステッロ区に興味を湧かせ、特にグレーチ橋、サンタントニーン橋、ピエタ運河橋、この橋の欄干の850弱の南京錠は、剪断器で切除された。その錠は重さが区々で、各々500g位の二つに切断された。……」
  1. 2016/09/25(日) 22:20:08|
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観光客の礼儀

ヴェネツィアの新聞La Nuova紙は、この夏の観光客の傍若無人を嘆いています。町はリードのように海水浴場やピクニック場ではなく、市民の規律ある生活の場なので、一市民としてのあるべき礼儀を求めています。
海浜にあらず「 観光客への“十戒”: 《ヴェネツィアを蔑ろにしないで下さい》
――グループのメガホンは叫んでいる“我が未来のヴェネツィアは、市を周知するためのキャンペーンに期待して、印刷や掲示をするために商人達を呼び寄せている――

ヴェネツィアでは鐘楼の日陰等でピクニックをすること、自転車やスクーターで街を乗り回すこと、サン・マルコ前等のラグーナに飛び込むこと、等々全て禁止で、もし誰も気付いていないなら、それをどうやって観光客に伝えるか? しかし良識も教養も助けにはならない。処罰する前に、余りにも度を越した人や不注意極まる人に、覚醒して貰わねばならない。……」
……
La Nuova 2》、《La Nuova 3》、《La Nuova 4等々観光客の条例違反が多々あったようです。

サン・マルコ広場での禁止事項については、2009.03.14日のブログカーニヴァルで触れました。
  1. 2016/08/29(月) 18:19:49|
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サン・マルコ寺院

昨日の新聞La Nuova紙は、次のようなニュースを掲げています。
サン・マルコ前の賑わい「 サン・マルコ、寺院に回転ドア到来
――内部に300人以上はNO、入口でテレカメラで各人がチェックされる。このセキュリティ・システムは鐘楼にも適用される――

ヴェネツィアのサン・マルコ寺院に複数の回転ドアが導入される。この人数計測のバリアー装置を決定したのは、教会の代理人トップのカルロ・アルベルト・テッセリーンである。

曰く、《我々の目的はあらゆるアクセスに対応する事であるが、誰であれ回転ドアとテレカメラで計測され、チェックされて入院可能となる事を確実にしたいのである。寺院と入場者の安全の為である。》

サン・マルコ寺院代表のエットレ・ヴィーオは、建築家マーリオ・ピアーナに仕事を依頼し、人数計測装置を導入する。《それは寺院内であらゆる瞬間、300人以上人が居ない事をチェック出来る最新のシステムである。サン・マルコは教会であって博物館ではない。寺院と入場者に危害を加えようとする危険を避けるため、警察と合意の選択である。……」

こういった装置はヴァティカンの大聖堂や美術館でも導入されているのでしょう。昨年10月ローマに行った時、感じました。ますますアクセスに時間が掛かる事が予測されます。常にPCで予約を取っての行動が必要になるでしょう。予約用紙を持参する人は、即入場可能でしたから。
  1. 2016/02/21(日) 12:01:17|
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テロ事件

先日パリで、計画的なISの同時多発テロに巻き込まれ、ヴェネツィア出身の、ソルボンヌで学ぶヴァレーリアさんが亡くなり、今日のPC上のTVで、母上が娘を語り、サン・マルコ広場で蝋燭の哀悼の行列があった模様が流されました。
ヴァレーリア、弟と[ヴァレーリア(Valeria Solesin)さんと弟] 宗教とは他者を思い遣り、憐れむもの、と思う私は、他者を傷つける、彼らが原理とする宗教とは単なるテロの別名と思うしかなく、もうパリには行けないな、と思いました。この度、ヴァティカンに行った時も、彼らが標的にする所には一切近付かないつもりでいたのですが、遂、出向いてしまいました。
  1. 2015/11/17(火) 22:02:01|
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大運河で水浴

日本では35度以上の猛暑日が続き、記録を更新しているようですが、本日のNa Nuova紙は、次のようなニュースを伝えています。
大運河で水浴「 全裸で大運河の水浴
――礼儀知らずの旅行者、リアルトで水浴。今や混迷深い、町への警鐘――

極暑は確か。考えられる危険の軽視も確か、大運河はカオスの海ではない。昨日朝、一人の観光客がリアルト傍の、ペスケリーアのトラゲット乗り場で、禁止され、衛生問題もあり、恥の事がありながら、何らかの理由あっての事だろう、水に入り、泳いだ。 ……」

かつて大運河で、人々が泳いだという記録は結構あるようです。覗き込むと魚影はありますから、水は相当綺麗になったに違いありません。映画『旅情』で、ヘップバーンがサン・バルナバ運河に落ちた時は、相当量の解毒用等の衛生薬を飲んで決行したそうですから、当時の水は酷かったのでしょう。
  1. 2015/08/12(水) 12:25:21|
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ペッシェクルード(Pescecrudo)

Author:ペッシェクルード(Pescecrudo)
初めてイタリアに行ったのは十数年前。ヴェネツィアには即一目ぼれ。
その結果、伊語勉強のためにヴェネツィアの語学学校に何年間か数ヶ月通いました。
その後もヴェネツィアを訪れるたび、イタリア各地にも足を伸ばしています。
東京に住んでいるので、憧れのヴェネツィアについて何かしら書くのが楽しいのです。

*図版はクリックすると拡大されます。

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