イタリア、とりわけヴェネツィア(Italia, soprattutto Venezia)

ヴェネツィア偏愛、時には脱線。

ヴェネツィア年中行事(2)

イタリア国民の祝日は、辞書によれば次のようになっています。
●1月1日元旦(Capodanno)、●1月6日御公現の祝日(Epifania)、●4月25日イタリア解放記念日(Anniversario della Liberazione d'Italia)、●5月1日メーデー(Festa del lavoro)、●6月2日イタリア共和国創設記念日(Anniversario della Fondazione della Repubblica Italiana)、●8月15日聖母被昇天の祝日(Assunzione della Beata Vergine Maria)、●11月1日諸聖人の祝日(Ognisanti)、●12月8日無原罪の聖母マリアの祝日(Immacolata Concezione)、●12月25日クリスマス(Natale)、●12月26日聖ステパノの祝日(S.Stefano)。

さらに宗教行事としての移動祝祭日があります。基本日となる復活祭は、春分の日(3月21日に固定)後の最初の満月直後の日曜日で、4月となることがしばしばです。

●灰の水曜日(Ceneri、復活祭から40日+日曜日=46日前の水曜日)、●復活祭(Pasqua di Resurrezione)、●復活の月曜日(lunedi` dopo Pasqua)、●主の昇天(Ascensione、復活祭から40日目の木曜日)、●聖霊降臨祭(Pentecoste、復活祭から50日目の日曜日)、●キリストの聖体(Corpus Domini、復活祭から60日目の木曜日)。

11月1日の諸聖人の祝日の次の日は故人の日(i Morti)で、ヴェネツィアの人々はこの時季に墓の島サン・ミケーレ島などに墓参をします。11月4日は、かつては第一次大戦の戦勝記念の祝日として祝われていたそうです。

仮面の祝祭として有名になったヴェネツィアのカーニヴァルは、2011年は復活祭が4月24日、2012年(閏年)は4月8日、2013年は3月31日になりますので、各々カーニヴァル最終日(martedi` grasso―灰の水曜日の前日)が3月8日、2月21日、2月12日となります。

ヴェネツィアではその12日も前からサン・マルコ広場の開廊に電飾の明かりが点ります。サント・ステーファノ広場などでは仮面屋さんや貸衣装屋さん等が沢山店開きをします。サン・マルコ広場では仮設の舞台で、コンメーディア・デッラルテの喜劇が演じられたりします。街中、仮面で仮装した人達で賑わうのはあまりにも有名です。
サン・マルコ広場で演じられるコンメーディア・デッラルテのお芝居[サン・マルコ広場に仮設された舞台の仮面のコメディアン達] かつてヴェネツィアでは主の昇天の祝日(Sensa)に海との結婚式が行われていたそうですが、現在はその直後の日曜日に変更になりました。

ヴェネツィアの2月の行事について――2008年にはディエッレッフェ(Dielleffe)フェンシング・クラブ主催の第31回《フェンシング・ヴェネツィア市杯戦》が、アルセナーレの中にある G.Gianquinto Palasport で2月15・16日に行われました。これは世界選手権に繋がっていく大会です。
フェンシング大会「第31回ヴェネツィア市カップ」フェンシングに関して、私には次のような思い出があります。初めてイタリアに飛んだ時、最初の町ミラーノのスフォルツァ城の中庭で、偶々隣に座っていたマルコと話を交わしました。彼は日本人を知っていて、声を掛けてきたのです。

ミラーノに、オリンピックの金メダリストが造った有名なフェンシングの道場があり、中央大学の学生2人が春休みに修行に訪れ、そこに通っていたマルコは彼らと友達になったのです。そして彼らをミラーノの北の町ブリアンツァの自宅に招き、泊めたのだそうです。

帰国して、日野市南平にある中央大学体育系学生寮に、彼に教えられた名前を尋ねて行きました。うまく2人の剣士に出会うことが出来、撮ってきた彼の写真を見せると懐かしがって、マルコはフェンシングは下手だったけれど、マンマの手料理は大変おいしかったと思い出を語ってくれました。

その年の中央大学は、2剣士の活躍にも拘わらず、大学選手権では法政大学が優勝しました。
[2012年追記: 近年この大会にオリンピック2位に輝いた太田雄貴選手が出場しましたが、上位入賞はなりませんでした。]
  1. 2011/01/08(土) 00:03:10|
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ペッシェクルード(Pescecrudo)

Author:ペッシェクルード(Pescecrudo)
初めてイタリアに行ったのは十数年前。ヴェネツィアには即一目ぼれ。
その結果、伊語勉強のためにヴェネツィアの語学学校に何年間か数ヶ月通いました。
その後もヴェネツィアを訪れるたび、イタリア各地にも足を伸ばしています。
東京に住んでいるので、憧れのヴェネツィアについて何かしら書くのが楽しいのです。

*図版はクリックすると拡大されます。

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