イタリア、とりわけヴェネツィア(Italia, soprattutto Venezia)

ヴェネツィア偏愛、時には脱線。

ヴェネツィア年中行事(3)

2008年3月9日(日)には、《第10回女操舵手のレガッタ(10°Regata delle Donne)》が行われたそうです。この競技は、6人漕ぎのカオルリーナで争われるものです。

レガッタはその船の重さ等から、伝統的に男の専有物と考えられてきましたが、1999年に Canottieri Giudecca と Canottieri Bucintoro が、女性には実現不可能と考えられていたものを市の女子センターの協力の下、男子の伝統を壊して始められ、レガッタ・カレンダーには今やキッチリ定着したものとなり、10年続いているそうです。彼女達は、"Marzo Donna"の名誉を賭けて闘います。
カオルリーナでの訓練同じ船でのチャンピオン・シップを3回以上受けた勝者達は、より若い操舵手達にもチャンスを与えたいという大会事務局の考えでエントリー出来ませんが、若い女性達も一度は先輩の優勝者達の胸を借りる機会が生じます。

出発は3月9日(日)の朝11時で、いつものレガッタ・コースで争われますが、ゴールは54人の漕ぎ手が集まれるサルーテ教会前広場であり、優勝トロフィー"Sandra Zennaro"杯は前年の勝ち組達の手から直接、新優勝者達に手渡しされるそうです。

3月16日(日)には《灯台競走(Corsa dei Fari)》が行われました。この大会はヴェネツィアとスポーツに対する愛から Alvise Vitturi が企画したもので、この年は彼を記念して行われました。
「灯台競走」の模様より多くの参加者があるようにと、違う三つの距離の、非常に美しい展望のコースが用意され、トレヴィーゾ~パードヴァ・マラソンの準備大会の意味もあり、参加者は自分に合わせてコースが選べます。現在、開催日とその美しいコースをこの分野のカレンダーの中でより強固にしようと奮闘中です。
「橋を上ったり下りたり」大会4月13日(日)には第30回《ヴェネツィアの橋、上ったり降りたり(30°Su e Zo per i Ponti di Venezia)》がありました。これについては、2008.04.25日に第30回《Su e Zo per i Ponti(橋を上がったり下りたり)》(1)大会と2008.05.16日に第30回《Su e Zo per i Ponti(橋を上がったり)》大会(2)として書きましたのでそちらをご覧下さい。
[4月25日の聖マルコの祝日については次回に書きます。]

5月3・4日(土・日)にはヴェネツィア・ゴルフ・クラブの《金小獅子賞(Leoncino d'Oro)》マッチが行われました。

これはイタリア・ゴルフ界の期待の星である若い人達向けの国レベルでの重要なイヴェントの一つだそうです。試合は国内ランキングにも関わるもので、1日18ホール、計36ホールで闘われます。1990年1月1日以来継続している試合だそうです。

このイヴェントは、当時若者のクラブ活動の責任者であったマーリオ・レアルディーニによって創設されました。貴重な Trofeo Giovanile Nazionale を賭した闘いとしてヴェネツィア市が後援し、イタリア北東部の試合として、albo d'oro(受賞者名簿)に記載されるのが誇りです。

5月4日(日)《アッティーリオ・スパーニオ記念(Memorial Attilio Spanio)》が行われました。これは競争ではなく、競歩選手だったアッティーリオが属していたヴェネツィアの二つの団体《アルピーニ・スポーツ・グループ》と《サン・フランチェスコ・デッラ・ヴィーニャ協会》が彼を記念して始めたイヴェントで、既に5年続けられているそうです。
「アッティーリオ・スパーニオ記念」大会彼は難病のため46歳の若さで亡くなり、2002年に彼と選手活動を共にしていた友人達の、大人も若者もスポーツを通じて友好を深めてもらいたいという呼び掛けで、そして白血病やリンパ腫で苦しむ人達を助けたい(初年度からヴェネツィア白血病・リンパ腫撲滅協会の強力な協力がありました)とヴォランティアの人々が貢献している催しです。

くねくね曲がりくねったカステッロ区の道がコースで、今でも《宝石の指輪(or 宝石の如き井桁の意?)》と呼称されるこの地区の美しさを愛でながら、走ったり散歩したりしようというものです。2007年の場合、大人・青少年には9km以上、小さい子供達のためには1km強のコースが用意されました。200人の参加があり、沢山の子供達の参加は大会に特別の熱狂を与えました。
  ――『2008年度行事予定』より
  1. 2011/01/15(土) 00:01:58|
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ペッシェクルード(Pescecrudo)

Author:ペッシェクルード(Pescecrudo)
初めてイタリアに行ったのは1994年、ヴェネツィアには即一目ぼれ。その結果、伊語会話勉強のためにヴェネツィアの語学学校に数年間の間、何ヶ月にも渡り通いました。
その後勝手を知ったヴェネツィアを先ず訪れて、イタリア各地にも足を伸ばしています。
東京に住んでいるので、憧れのヴェネツィアについて何かしら触れているとヴェネツィア気分で楽しいのです。

*図版・写真はクリックすると拡大されます。

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