イタリア、とりわけヴェネツィア(Italia, soprattutto Venezia)

ヴェネツィア偏愛、時には脱線。

ヴェネツィア年中行事(7)

2007年のパンフレットによりますと、5月22~25日(日)第22回マルコ・リッツォッティ杯(XXII Trofeo Marco Rizzotti)を懸けた帆船競技が行われたそうです。世界五大陸から参加した20チームにより、ヴェーネト海岸で闘われました。これは第1回のイタリア・カップ(1°Coppa Italia)となったようです。
マルコ・リッツォッティ杯その他5月24日(土)には、ヴォガエウローパ(Vogaeuropa)という櫂漕のイヴェントがあり、ヴェネツィア人、パードヴァ人、トレヴィーゾ人等、特にオーストリア、ドイツ、フランス、オランダ、ハンガリー、スロヴェニアからも参加者があり、パードヴァ市を中心に川や運河を使っての櫂漕だったそうです。
ヴォガエウローパ登場した舟には、dodesone(12人漕ぎ?)、diesone(10人漕ぎ?)、bateoni、gondoloni、caorline、gondole、sandoli、mascarete(全て複数形)と多彩だったようです。

6月に入ると、かつての大海運共和国であったアマルフィ、ジェーノヴァ、ピーザ、ヴェネツィアの都市間で、4都市対抗のレガッタ競技が争われます。毎年4市持ち回りで会場は変わります。競技に先立って、歴史的な、伝統的船での時代行列が繰り広げられます。

6月14・15日(土・日)には、第1回カジノ・ディ・ヴェネツィア 大チャンピオン大会(1°Casino` di Venezia Gran Gala` dei Campioni)が行われました。これは2年前のローラー・スケートのイタリア選手権大会の成功を受けて、ヴェネツィアのホッケー・クラブ協会が、今後の躍進を願って、国際的関心を呼ぶに違いないイヴェントを多くのスケート愛好者に提供しようというものです。即ち《カジノ・ディ・ヴェネツィア――スケート芸術選手権大会》です。

6月15日(日)には、第9回カヴァッリーノ・トゥレポルティ櫂漕パーリオ(9°Palio Remiero delle Contrade di Cavallino Treporti) がありました。この大会は、かつてあった、その海と櫂漕の歴史を蘇らせました。
カヴァッリーノ・トゥレポルティ櫂漕パーリオ「過去には潟や運河、川を、沿岸の野菜や果物を満載したカオルリーナが行き来していた。野菜栽培農民の間では競争があり、リアルト市場に一番乗りして産品を出来るだけ有利に売ろうと櫂を漕いだのである。

今日《パーリオ》はこうした人達の心を蘇らせ、世界で唯一の町であるヴェネツィアへの愛が成せる、ヴェネツィア漕ぎのチャンピオンと共に、我々にこの素晴らしい教訓を伝えてくれる。

協会誕生から今年は8年目であり、初回からヴェネツィア漕ぎ、ラグーナ環境の評価、地域の伝統の再発見といった事を普及する目的があった。……」

その他6月には、サン・ペッレグリーノ・クッキング・カップ(S.Pellegrino Cooking Cup)というイヴェントもあります。
サン・ペッレグリーノ・クッキング・カップ「2007年には海神ネプトゥヌス(Nettuno)が、この大会の参加者に大きなフォークを進呈した。そのフォークは料理とレガッタに挑戦するシェフやヨット乗りを手助けして呉れ、そのクッキングは年間を通じて最もショー的な見物となる。

シェフと《夢の船》はヴェネツィアに集まり、その世界で唯一のレガッタの中では Scotta(帆脚索あるいはゆがくの意)という言葉は全乗組員をパニックに陥れるかもしれない。

無風状態は料理人には助けになり、orzate[船首を風上に向けること]やstrambate[スパンカー(三角帆)を一方の舷側から他方へ移動すること]等をしなくても、料理作業そのものを華々しく演出して登場出来る。

《サン・ペッレグリーノ・クッキング・カップ》のチャレンジ・トロフィーの銀のフライパンは、参加者の羨望の的であり、最少時間の帆走で最良の料理を完成させたヨット乗りに贈られる。……」
  ――全て2007年に書かれた『2008年度行事予定』より引用しました。
  1. 2011/02/19(土) 00:00:36|
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ペッシェクルード(Pescecrudo)

Author:ペッシェクルード(Pescecrudo)
初めてイタリアに行ったのは1994年、ヴェネツィアには即一目ぼれ。その結果、伊語会話勉強のためにヴェネツィアの語学学校に数年間の間、何ヶ月にも渡り通いました。
その後勝手を知ったヴェネツィアを先ず訪れて、イタリア各地にも足を伸ばしています。
東京に住んでいるので、憧れのヴェネツィアについて何かしら触れているとヴェネツィア気分で楽しいのです。

*図版・写真はクリックすると拡大されます。

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