イタリア、とりわけヴェネツィア(Italia, soprattutto Venezia)

ヴェネツィア偏愛、時には脱線。

フェニーチェ劇場10周年

本日のLa Nuova紙を読むと、1996年1月29日フェニーチェ劇場が放火で焼失し、2003年12月14日に曲りなりにも再開場して、今日で10周年記念となると伝えています。

La Nuova の記事によれば、フェニーチェ劇場は明日はロリン・マゼール指揮のベートーヴェンの第九の演奏でお祝いをするようです。

私が2度目のヴェネツィア行をした1996年、劇場焼失直後で、劇場前の階段に山のような弔意の花束が捧げられていました。1836年の焼失の時には、1年足らずで再建なり公演が行われたそうですが、今回は放火であることが明らかになった上、その後の再建業者の勝手な遅延策が判明し、市により駄目な悪徳業者を排除して7年越しに再建に漕ぎ付けました。
フェニーチェ劇場図録 1792年のフェニーチェジョヴァンニ・ピヴィドール1977年のフェニーチェ劇場左端、焼失前のフェニーチェ劇場図録。左、1792年 Giseppe Sardi 作品。中、1837年 Giovanni Pividor 作品。右、焼失前の舞台写真。

また下掲の本はフェニーチェ劇場焼失の真相を我々に知らしめてくれます。
ヴェネツィアが燃えた日『ヴェネツィアが燃えた日』(ジョン・ベレント著、高見浩訳、光文社、2010年4月25日)

追記=12月15日のフェニーチェ劇場の模様は、次のLa Nuova 2をどうぞ。キャプションをクリックすると写真が見られます。
  1. 2013/12/14(土) 20:16:01|
  2. ヴェネツィアの劇場
  3. | コメント:0
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ペッシェクルード(Pescecrudo)

Author:ペッシェクルード(Pescecrudo)
初めてイタリアに行ったのは1994年、ヴェネツィアには即一目ぼれ。その結果、伊語会話勉強のためにヴェネツィアの語学学校に数年間の間、何ヶ月にも渡り通いました。
その後勝手を知ったヴェネツィアを先ず訪れて、イタリア各地にも足を伸ばしています。
東京に住んでいるので、憧れのヴェネツィアについて何かしら触れているとヴェネツィア気分で楽しいのです。

*図版・写真はクリックすると拡大されます。

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