イタリア、とりわけヴェネツィア(Italia, soprattutto Venezia)

ヴェネツィア偏愛、時には脱線。

Ponte di Calatrava(C)(カラトゥラーヴァ橋)

今夏7月末ヴェネツィアに行った時、飛行機が遅れて深夜0時に到着、ローマ広場(Piazzale Roma)に着いた時は2時近い時間でした。大運河のヴァポレット(バス船)は運航されておらず、ジュデッカ運河(Canale della Giudecca)経由でチェントロ(中心街)に行けたのですが、それは最終便でした。

翌日の深夜、リアルト橋(Ponte de Rialto)の近くをゆっくりと進む、警察の船などに物々しく先導された巨大な平底船(chiatta)を見ました。橋下を潜る時、巻上げ機(argani e verricelli)用の高い塔を下げて潜って行きました。
カナレットのリアルト橋 リアルト橋を潜る工事船大運河を進む工事船左、カナレット画『大運河とリアルト橋を南から見る』、中央、リアルト橋を潜るカラトラーヴァ橋工事船、右、大運河を進む、橋基礎部分等を運んだ工事船

宿に帰るのにアッカデーミア橋(Ponte de l'Accademia)まで行くと、その平坦な厚板状の船はまだそこまで来ていません。カ・フォースカリ(Ca' Foscari)のカーブを曲がるのが難しいようでした。

その作業船はカラトゥラーヴァ橋の両岸の基礎の土台に、中央の橋桁(concio centrale)を取り付けるための、両脇の接続用の橋桁(conci laterali)を設置するための船で、その工事のために大運河の交通は全面ストップになっていたのでした。

帰国後8月に、アーチ橋の中央の長い橋桁(70メートル、270トン)を両岸の橋桁と接続するヴィデオを、Citta` di Venezia のサイトで見ました。8月7・8日の両日30時間かかった大工事で、しっかり接続された時には観客から拍手が沸き起こりました。

今までサンタ・ルチーア駅(Stazione ferroviaria S.Lucia)とローマ広場の行き来は、スカルツィ橋(Ponte dei Scalzi)を渡る遠回りの道しかなかったのですが、今年中には渡れる予定だそうで、大運河第4番目の橋として大変便利になる見通しです。

2年前に購入したヴェネツィアの教会、美術館、建物を紹介する絵地図本では、既にこの橋が描かれていました。設計はスペイン人 Santiago Calatrava(サンティアゴ・カラトゥラバ)で、橋は彼の名前で現在は呼ばれていますが、どういう風に命名されるのでしょうか。
[建築家は西人カラトゥラバ、ヴェネツィアではカラトゥラーヴァ橋――西語の v の綴字は b 音]
  1. 2007/10/24(水) 15:52:23|
  2. ヴェネツィアの橋
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ペッシェクルード(Pescecrudo)

Author:ペッシェクルード(Pescecrudo)
初めてイタリアに行ったのは1994年、ヴェネツィアには即一目ぼれ。その結果、伊語会話勉強のためにヴェネツィアの語学学校に数年間の間、何ヶ月にも渡り通いました。
その後勝手知ったヴェネツィアを先ずは訪れて、各地にも足を伸ばしています。
東京に住んでいるので、憧れのヴェネツィアについて何かしら触れているとヴェネツィア気分で楽しいのです。

*図版・写真はクリックすると拡大されます。

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